本好き日記

本好き腐女子の読書日記を綴るブログです!

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夕凪の街桜の国

夕凪の街桜の国  ¥ 840 こうの 史代   双葉社 (2004/10) この夏、田中麗奈さん主演で映画化されるコミック。コミックといっても、A5サイズの薄い本です。原爆をテーマにした本ですが、終戦の年を描いたお話ではありません。2部構成。1部。原爆の落ちてから10年後の広島。原爆に会った皆美は今も、生き残ったことへの自責の念を抱えて生きている。恋をして、幸せになってもいいと思ったそのとき、原爆による後遺症で死の床につく。死ぬ間際、原爆を落とした誰かにむかって問う、「『やった! またひとり殺せた』とちゃんと思うてくれとる?」という言葉が重い。2部。皆美の弟、旭は疎開してたため被爆しなかった。広島に戻り、そこで知り合った女性と、東京転勤を機に結婚する。やんちゃな姉七波と、優しい弟凪生という、二人の子供にも恵まれるが、妻は原爆の後遺症で死亡。成長した七波は、父旭が普段と違う行動をとっていることに気がついていた。電話代が急に高くなり、休日はどこかへ出かけている。ある日後を追うと、父は長距離バスに乗っていた。そこで出会った幼馴染の女性と、七波はバスに乗り込む。バスが着いた先は広島。そこで父は、いろいろな人を訪ねて歩いていた。 途中で父を見失った七波は、幼馴染の女性が凪生と結婚をしようとしていたが、彼女の両親に反対されていることを知る。凪生の原爆の後遺症を心配してのことだ。東京に戻り、帰宅途中の電車の中で父に会う七波。父は、七波に、広島で死んだ姉のことを知っている人に話をききに行ったのだ、という。淡々とストーリーが進む。ラストシーンも、七波が父に、「凪生、結婚するかもよ」と言うと、父が、「そんなことよりお前のほうが心配だ。おれの合コン仲間紹介してやろうか?」などと、明るい最後である。にも関わらず、感動と、とても悲しい感情が残る。戦争が、原爆が、生き残った人たちの生活にも影を落としているのがひしひしと伝わってくる。何がこの人たちの幸せを奪ってしまったんだろう。しみじみと考えさせられる一冊。
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ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る 門倉 貴史   宝島社 (2006/11/9) ¥ 756 ワーキングプアの定義は、働いていながら、生活保護を受けるよりも低い収入で暮らしている人のこと。たとえば、東京23区では生活保護の収入が約194万円なので、年収200万円以下の場合、この定義に当てはまる。その人口は2005年で540万人。その数は上昇し続けている。事実を述べている本で、「希望格差社会」などと比べて、考察、提言などの著者の意見は少ない。しかし、各章の終わりに、実際のワーキングプアの人たちのインタビューが載っていて、その現実を見せ付けられるだけに薄ら寒い本でもある。このワーキングプア、イメージからすると若年層のイメージがあるが、中高年でこの収入の人たちは案外と多いのだという。リストラ、事業の失敗などがあると、年齢の高い人たちは以前ほどの収入を得るのはほとんど不可能といってよい。まして、その年齢層の人たちは、ローン、子供の教育費など、出費も多い。低賃金の仕事をたくさん掛け持ちしながら、生活するだけで精一杯という世帯が増えている。一方若年層も、決して恵まれているわけではない。企業は正社員の雇用を減らし、派遣社員などの非正規雇用の社員の数を増やそう としている。これは、ニートやフリーターの増加などの背景となっている。正社員の生涯賃金が、男性の場合は2億円であるのに対し、非正規雇用の社員は6000万円と、大幅な開きがある。そんな社会に対する著者の提言は、・非正社員から正社員になれる道を増やすべき。・消費税のアップは、ワーキングプア世帯の生活をまともに直撃するのでやるべきではない。・最低賃金の見直しである。まあ、こういうことは、新聞やネットの記事なんかでだいたいわかる。

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文庫)   ¥ 660 北尾 トロ   文藝春秋 (2006/07) 何にでもマニアっているもんだ。つくづく感心させられる一冊。北尾トロといえば、オンライン古本屋の草分け的存在である。今ではたくさんあるインターネット上の古本屋さんだが、この人が最初に始めたんじゃないかな?その古本屋さんが趣味として何をやっているかというと、裁判の傍聴。なかなか一般人には思いつかない趣味である。趣味、というと御幣があるかもしれないが、本当に興味本位でいろんな裁判を傍聴している。強盗あり、殺人あり、DVあり、詐欺、麻薬取引あり。ドラマみたいなことが現実に起きていて、それが裁かれる人間観察のもってこいの場である、といわれれば確かに納得もする。マスコミでも話題になった、女性が幼女を殺害した事件では、被告女性の涙ながらの反省に思わず共感してしまう著者。しかし、いつもこの裁判を傍聴しているほかのマニアいわく、彼女はいつもこういった主張を繰り返しており、その過剰なヒロインぶりにはみんな飽き飽きしてるのだという。また、麻薬所持で捕まった男の裁判では、妻が小さな子供を連れて証人席に立つ。こちらも反省の弁を述べるが、子供をつれていることで効果大。その後、その夫婦が喫煙所 で、「まああんなもんでしょ」と笑っているのを著者は目にする。印象的なエピソードは、文庫版の表紙のイラストにもなっている事件。早朝、スピードを出しすぎた車と、信号無視のバイクが事故を起こした。バイクの運転手は死亡。車の運転手が被告となるわけだが、その男の答弁が、なんというか、全く反省していないように見えるのだ。自分だけが悪いんじゃない、という態度がみえる答弁だ。しかも、その日、男が着ていた洋服に、ドクロのマークが入っている。こりゃあだめだ。よりによって、なんでドクロなんだ。閉廷後、被告が、被害者の両親の元へやってきて「すみません」と頭を下げたのを著者は見た。悪いやつじゃないんだけど、何かへたくそで不器用なんだな。そんな印象を受ける。裁判での人間模様もおかしいが、傍聴している人間にも面白い人たちがいっぱいいる。もう長年傍聴席に通っているマニアの方は結構いるそうだ。裁判の日程表をパソコンで作っちゃった人、裁判官の顔写真一覧を、テレビ画像から集めてプリントアウトしてくる人。その情熱はどこから来るんだろうか。面白い本だが、あんまり笑えないを事件笑っちゃってる姿勢には少しついてい けない部分がある。

働かないで年収5160万円稼ぐ方法

働かないで年収5160万円稼ぐ方法   ¥ 1,365 川島 和正   アスコム (2007/4/28) オビで、テリー伊藤があ然!なんて書いてる。ほんとかな、そんなことできるのかな、って思ったんですもん。そんなわけで、働かないで年収5160万稼ぐ方法、皆さんにもお伝えしますね。方法は、インターネット、副業とくると必ずあがってくる例の3つが紹介されています。まず、オークション。個人売買ができる場なので、うまくやれば個人でもそれなりに稼ぐことができます。では、何が売れるのか。古本屋でプレミアのついている本を探したり、リサイクルショップや、ブランドのファミリーセールを利用して、安値で売られている洋服を探す。フリーマーケットでも仕入れることができます。その際は、オークファン携帯版(http://m.aucfan.com/)で相場をチェックできます。落札金額の相場がわかるので、高くなるものを選んで買うことができるそうです。また、まぼろしの焼酎の定価での手に入れ方も載っています。酒造会社の抽選にあたる、というものなんですがね。さて、次はアフィリエイト。アフィリエイトはご存知の方が多いと思いますが、自分のやブログ、HPなどである商品を紹介すると、紹介手数料が入るという仕組みのインターネ ット広告です。基本的には、自分以外の人が買ってくれることを前提としていますが、広告を出稿している会社によっては、本人の申し込みを可としているところもあるようです。こういうところは、資料請求一件につき、などというところが多いので、自分で請求してみましょう。それを繰り返すと、だいたい3万円くらいは稼ぐことができます。また、ブログなどで他の人に紹介するのは、成功報酬単価の高い、情報や、クレジットカードを優先すると収入になりやすい、というものでした。最後は、情報ビジネス。インターネット上にはいろいろな情報が売られています。ダイエット、お金儲け、投資、その他いろいろ。こういうものは、一度作っておくと、製造コストゼロで何度も売ることができる。きれいなHPを作って、無料レポートから誘導するようにして、売上をあげるとよいでしょう。また、有料の広告を出すのもよい。こういった内容でした。 どうでしょう、年収5160万、稼げそうな気がしますか?

インド式計算暗算ドリル

インド式計算暗算ドリル  ¥ 880 宝島社 (2007/06) 「今のIT産業は1と0の二進法を使っている。だから、0を発明した我々に、特許料を払うべきだ。」これはインドのIT大臣のジョーク。今、インドでIT産業が目覚しい発展を遂げているのも、インドの人たちが数学に優れた人種だからだという。インドの小学校では、99×99までの九九を教えているともいう。そんなインド式の計算方法をご紹介。日本とは考え方がぜんぜんちがう。苦手だった計算が、まるでゲームのようにできてまうという、とてもおもしろいやり方です。もっともよく使う、1000の引き算をやってみましょう。1000円札を出しておつりはいくらか、簡単に計算できます。1000-269を暗算してみます。百の位は、足して9になる数字を見つける。この場合、9-2なので、7。十の位でも、足して9になる数字を見つける。9-6で、3。一の位は、足して10になる数字。10-9で、1。順番に出た数字を並べて、答えは731です。え、と思う間に解けちゃいます。次は、2×2がポイントの掛け算。25×18=これ、簡単に暗算できます?インド式を使えば楽勝ですよ。考え方は、この計算の中に「10倍」を見つけ ること。この計算式を分解すると、5×5×2×9であることがわかると思います。そして、順番を並べ替える。5×9×2×5、つまり5×9×10なわけです。そうすると、日本人なら小学生でもできる九九で解ける計算式が浮かび上がります。うーん。そこにたどり着くのが難しい気もするけど、覚えてしまえば楽にできるようになる気もする。こんな考え方もあるのか、と思わされる。一週間のはじまりに、頭の体操にはとてもいい一冊です。

新釈 走れメロス 他四篇

新釈 走れメロス 他四篇  ¥ 1,470 森見 登美彦   祥伝社 (2007/3/13) いろいろな古典名作をアレンジして、新しい小説にした短編集。走れメロスが一番有名なんじゃないでしょうか?ちなみにうちの妹は、走れメロスってあれでしょ、真っ裸で走ってくる変態の話でしょ、と変な覚え方をしています。さて。「芽野史郎は激怒した。必ずあの邪知暴虐の長官を凹ませねばならぬ。」と、冒頭の文章からパロディで始まります。史郎は京都のある大学の詭弁論部に所属している。あらゆることを対象に詭弁を弄するクラブだ。その大学には図書館警察なるものがあって、学生たちの動きに目を光らせている。プライベートな情報を操って、学生たちを思いのままに動かす恐怖政治を行っているのだ。その図書館警察の長官が、詭弁論部の部室を取り上げるという。初恋の人が好きだった、生湯葉を研究するための、生湯葉研究会の部室にするためだ。史郎は直談判に訪れる。そこで、長官はと取引をして、なぜか、学園祭のグランドステージで美しき青きドナウにあわせて、ピンクのブリーフ一丁で踊る約束をさせられる。捕らえられた史郎は、姉の結婚式に出ることを願い出、人質として同じ詭弁論部の芹名の名を上げる。史郎が去った後、芹名は史郎に姉など はいないことを長官に告げる。最初から芹名を陥れるつもりだったのだ。それでこそ、詭弁論部の芽野だと芹名は思っている。史郎は漫画喫茶へ、それから京都中を電車で逃げ回る。ところが、賞金首になった史郎を、図書館警察の手先のもの、果ては詭弁論部の仲間が追いかけてくる。しかし、詭弁論部の誇りにかけて、「約束を守るわけにはいかん。」と史郎。結局、憧れの女性に捕まり、四郎は学園祭で盛り上がる学内へ戻される。待っていた芹名に、「1度でも約束を守ったほうがいいのかなあ、と思ったおれを殴れ」という。約束を破るのが前提、というか、二人の間ではそうすることが友情の証なんですな。はあ、さすが詭弁論部。芹名と二人、ピンクのブリーフで踊る史郎に、史郎を捕まえた女性が言う。「いいかげんにしたらどう?」勇者たちは、今さら赤面した。

一人二役

一人二役   ¥ 1,365 河本 準一   ワニブックス (2007/04) 漫才コンビ、次長課長の河本さんの自伝的エッセイ。「お前に食わせるタン麺はねえ!」の人です。この人、意外と苦労されてるんですね。生まれは名古屋。父は電気工事の店を営んでいて、暮らしはそこそこ裕福だった。それが一転するのは彼がまだ小学生のとき。父が、なんと同じマンションの、家族ぐるみで付き合いのあったおうちの奥さんと不倫してしまうのだ。父と母は離婚。そして、河本と姉をつれて、母は実家の岡山に帰る。とたんに貧しくなる暮らし。母は遅くまでスナックで働くようになった。そのうち、ある男性と一緒に住み始めるが、ひどいDVに夜逃げならぬ、昼逃げを決行する。このとき、男の連れ子だった弟を置いてこねばならず、そのことはいまでも彼の気がかりであるそうだ。小学校時代のエピソードで、おもしろいものをひとつ。同じ小学校にオダギリジョーも在籍していた。オダギリ帝国と呼ばれるファンクラブもあったほどもてた彼に、一度だけ人気投票で勝った事があるのことが書かれている。へえ。ちょっと感心。中学校に入り、バレー部に入部。しかし、翌年には野球部に入りなおし、ここで相方の井上に出会う。母は魚の卸市場で働き始めた が、貧乏暮らしは相変わらず。パンチパーマでいつも同じジーンズをはいている母は、どこからみてもオッサンだが、案外と、恋多き女であった。具がなくておいしい味噌汁を作れるのはオカンだけ!と笑う明るさと、ふとしたときに見せるかわいらしさが、その秘密だろうか。やがて、高校に入学し、サッカーに打ち込む彼。卒業が間近になっても就職は決まらない。友人宅に遊びに行ったところ、本当に偶然に、吉本のNSCのパンフレットが机の上においてあった。友人と、井上を誘って3人で試験を受けに入ったが、あくまで軽い気持ちであった。やがて売れっ子になり、オカン、姉、オカンの親戚、父、父と一緒に住んでいる父の恋人、奥さんの家族、みんなを連れて旅行に出かける河本。過去の出来事を洗い流して、打ち解ける姿に涙する親戚が笑えます。

プロが絶対買わない金融商品-あなたは「カモ」られている

プロが絶対買わない金融商品-あなたは「カモ」られている- 永野 良祐   扶桑社 (2006/12/14)  ¥ 1,470 これだけブームなんだもの。私だって興味がある。興味はあるがお金がない。というわけで、本を読んでいろいろ検討した気分になっているお気楽な今日この頃。なんでもかんでも「儲ける!」と鼻息が荒い本が多い中、クールな分析がされているこちらの本をご紹介。表紙のイラストがいい。希望を持ってやってきた中年夫妻を、笑顔で待ち受ける男女二人。金融関係の社員なのだろう、笑顔でお辞儀しているが、頭の中で鴨がねぎをしょっているイラストなのだ。実際に販売されている金融商品を上げて、そのデメリットを解説している。まず、人気の毎月分配型投資信託。(実はこれ、義母がやってるんですわ。)勧誘文句は「分配金が毎月支払われるのが楽しみですね。年金だけでは不安な生活をサポートします」。しかし、投資というのは基本的にお金を増やすためのもの。元手が多いほど、増える金額は多くなる。それなのに、分配金としてお金をもらってしまうのは元本を食いつぶすことであり、本来なら再投資にまわすはずのお金を損していることになる。プロにとっては、なぜ人気があるのかわからないそうだ。じゃあ、元本が保証されてればいいだろう。勧誘 文句は「ご資産が減るのがいやだという方にはうってつけです。安心して運用されますよ。」しかし、リスクが少ないのはリターンが少ないということ。運用成績が悪くなると、こういったタイプの投資信託は投資をやめてしまうそうです。損切りしたくないときに損切りさせられるので、プロの目には魅力的な商品とは映らないようです。他にも、個人向け外債とは、債権とはいえリスクの高いものが多いこと、特にサムライ債という、外国が日本で発行するものはそうであること、外貨建て変額年金は、解約手数料が高く、為替リスクがあること、投資ではなく保険であること、などが書かれています。リターンを求めるならリスクはつきものだということ。世の中においしいだけの話はないこと。これが繰り返しかかれている。そんな著者のおすすめは郵便局の定額貯金だそうです。

いけちゃんとぼく

いけちゃんとぼく  ¥ 1,155 西原 理恵子   角川書店 (2006/9/1) ぼくは小さい頃、いけちゃんという不思議な生き物に出会った。いけちゃんは困ると小さくなる。うれしいと増える。いつの間にかそばにいる、不思議な生き物。そんなぼくといけちゃんのいろいろなエピソードを、短編形式(?)で、いくつかの章に分けて描いています。その日、ぼくは何が起こったのかわからなかった。いけちゃんがきく。好きなものは? まんが。嫌いなものは? 海でおぼれること。それじゃあ、今の気分は海で100回おぼれたような感じ?そう、ひゃくうみ。いけちゃんは言う。世界中で、人より早くおとなにならなければいけない子供がいるんだよ。ここにいてあげるから、お父さんにお別れしておいで。ぼくはお父さんにお別れして、みんなの前であいさつした。世界中のひゃくうみのこどもたちは、それはそれでけっこう大丈夫だと思った。こんな風に語られる父親の死。他にも、一人の風呂、一人で寝ること、一人でトイレに行くことが怖い話、たまごとちりめんじゃことおネギがあれば、大丈夫な話。子供のぼくを、いけちゃんはあたたかく見守ります。でも、いけちゃんが大きくなるごとにいけちゃんは現れなくなり、18歳で最初の彼女 ができたときに姿を消しました。最後に、いけちゃんは誰だったのかの種明かしがあります。

負けない交渉術―アメリカで百戦錬磨の日本人弁護士が教える

負けない交渉術―アメリカで百戦錬磨の日本人弁護士が教える 大原広昌    ダイヤモンド社 (2007/1/19)   ¥1,500  「交渉術を使うことは、決して相手を欺くことではないし、モラルが低いことでも、情に薄いことでもない」という考えのもと、どうしたら交渉を自分の有利に展開できるのか、いくつかの方法を教えてくれている。方法は、アマゾンのレビューでも見られるので、私はこの弁護士の方が実際に扱った、面白い交渉を少しご紹介してみようと思います。日本企業の米国子会社、X社が、ヒスパニック系アメリカ人の元従業員に訴えられた。訴状は、民族差別があったというもの。あきらかにうその訴えなのだが、その地区にはヒスパニック系の住民が多く、裁判になったらヒスパニック系の陪審員を 相手に勝てる可能性は低い。和解金の交渉になるが、本社から3000万円までしか出せない、と事前に明言されていた。そのため、交渉が切羽詰っても、それ以上を提示することは子会社の社員はできなかった。このように交渉は最初からボトムラインを決めておくことが大事です。それができなかったばかりに、ライセンス料を相手のペースで決められてしまった失敗談も載っています。しかし、米国という国は毎日いたるところで交渉を皆がしてるんだなと思う。中古車を買うとき、スポーツジムに入会するとき、ガレージセールで買物するとき…。著者は、交渉はある意味ゲームとして割り切ることも大事だと言っています。日本だと、友人相手に議論したり交渉したり、ということ はあまり歓迎されることではありません。しかし、海外では友人だからこそ、思ったことを主張し、話し合うのだと考えているそうです。

ハチミツの「危ない話」―本物のハチミツを食べてみたい!

ハチミツの「危ない話」―本物のハチミツを食べてみたい! 川島 茂  三五館 (2007/05)   ¥ 1,575 普段口にしているもが、「実は思っていたものとはちがった」ことがよくあって驚く。最初からわかってればいいんだけど、あとから知るとびっくりしてしまうんですよね。今日は、ハチミツのお話。ショッキングな内容もありますが、全体的には「へえ、いいこと教えてもらった!」と思える楽しい本です。まず、ショッキングなこと。私たちがスーパーなんかで目にするハチミツは、たいていは中国産であること。いえ、別に外国産でもかまわないんですが、問題は農薬。中国ではまだ、農薬をまけばまくほどいい、という考え方があるらしく、その植物の蜜を集めているハチミツにも農薬が含まれていることが多い。また、水分量の基準があるため、水分を減らすために加熱してしまう。そのため、天然ハチミツの栄養分をほとんど損なってしまうそうです。日本で売られている蜂蜜には、精製ハチミツ、加糖ハチミツというものがあります。精製ハチミツとは、色を取り除き、ジュースなどの加工食品用に使うもの。加糖ハチミツとは、文字通り等分を人為的に加えたもの。これでは栄養分が入っていないのも同然。おまけに、私たちにとっては信頼できるマークのように思える「公 正取引マーク」。これは、お金を払えばもらえる会員証みたいなもので、製品の質を保証するものではないみたい。え、そんなのあり?それでは、本物のハチミツの見分け方とはどうなのか?ハチミツは結晶化するので、白く固まることが普通である。採取国名の表示がラベルにあるはずなので、それをチェックするのも有効な手段だ。また、さらっとしていて、透明でないもの。天然のものなので不純物がある程度含まれているのが通常。何より、安すぎるのは本物ではないとのこと。ローヤルゼリー、プロポリスの作られ方、効果なども詳しく説明されています。何より面白かったのは、実は今、ハチミツを作るのを、都会のビルの屋上でされている方がいらっしゃるということ。花壇があり、年中花がどこかで咲いている都会。農薬もなく、敵になる昆虫も多くない。ミツバチにとっては天国みたいな環境なんだって。ミツバチの飼いかたも載っています。

ビバ! ひきこもり~働いたら負けかなと思ってる~

ビバ! ひきこもり~働いたら負けかなと思ってる~  ホビージャパン (2007/5/31)    ¥ 1,260 表紙が倉田真由美さんのイラストなので、興味を持ったんだけど、倉田さんはあんまり関係がなかった。それでも面白かったです。ひきこもり=悪いこと、という深刻ぶった内容でないのがいい。明るいひきこもりライフと、リスク、メリット、ひきこもったまま生活していく方法を紹介してくれている。それにしても副題がすごいなあ。「働いたら負けかなと思ってる。」某巨大掲示板(2ちゃんねるでしょ)で話題になった言葉らしいんだけど。はあ、負けかあ。確かに、働いても「希望に格差」がある今の世の中じゃあ、それもあながち間違いではないのかも、なんて納得もする。さて、ひきこもりが今、世間では問題視されているが、ある意味ひきこもりはセレブと紙一重ではある。また、スローライフの実践者と言えなくもない。それに、外出しないと何もできない以前と違って、インターネットが発達した今では、部屋の中でも快適な生活を送ることは可能である。通販で買物もできる。在宅医療といって、ネットで医師に相談できるシステムもあるそうです。納税も、ネットでできますしね。そして、ネットがつながっていれば、外に出なくても稼ぐ方法もある。ひきこもりだ からといって、お小遣いくらいは自分で稼げちゃう世の中なのだ。ゲーム制作、小説などのクリエイト系。デイトレード。占い、コーチングなどのカウンセリングビジネス。アフィリエイト。ちょっと変わったところでは出会い系サイトのサクラなど、一通りのところは紹介されている。稼ぐだけではなく、以下に生活コストを下げるかも大事。節約方法も書いてあって、蛍光灯はこれがいいだとか、簡単な料理の仕方だとか、お湯は電気ポットより鍋で沸かすほうがいいだとか、なかなか細かい。ひきこもりを弱い人間のすること、悪いこと、おかしなこと、そう考えて切り捨ててしまうことはもうできないことだと私は思う、本にもあるけど、「人と違うことをするにはそれなりの理由がある」のだ。ひきこもりを両手挙げて賛成しているわけでもないけど、決して否定ばかりしているわけでもない。そんなスタンスの本です。

眉山

眉山 (文庫)    ¥ 520 さだまさし   幻冬舎 (2007/04) 単行本は2年ほど前に出ていると思うのですが、映画化にあわせて文庫本になったみたいです。主人公咲子は、東京で旅行代理店に勤めています。身内は郷里の徳島に残る母だけです。父はいません。もともとは東京神田の生まれで、ちゃきちゃきの江戸っ子だという母の龍子です。その母は、徳島で夜の店を営んで咲子を育て、老いてからは店をたたんで自分で選んだ介護ホームに入居してしまいました。病院でトラブルを起こしたという知らせを聞いて、咲子が徳島へ帰ると、やつれてはいたものの、聡明な母には変わりがありませんでした。よく話を聞いてみると、生意気な看護師を叱り飛ばしたんだというのです。また、看護師のぐちにつきあって失言をした医師にも龍子は胸のすく啖呵をきってみせたそうです。喧嘩っ早くて情に厚い母の龍子です。若いお客さんにはただ同然で飲ませてやっていたことから、地元の名士と呼ばれる人たちにも慕われていました。「神田のお龍に生意気なことを言うな。」と、上司に諭され、医師は母の龍子に頭を下げたそうです。そんなこともあって、咲子と医師はしだいに親密になっていきます。母は、結婚せずに咲子を産みました。大 好きな人の子供を産んだから、幸せだったでしょう。咲子は私の命だと母はいつも言ってました。その母が、癌に犯され余命がいくばくもないことを知って、咲子はどうしようもないほど打ちのめされます。そして、母が、死後献体を希望していることを知って動揺します。やがて、阿波踊りの日がやって来て、母のたっての願いで、母を阿波踊りの会場に連れて行く咲子と医師。そこで、母は、ひとりの男性とすれ違います。車椅子に乗っている80歳くらいの男性です。死を覚悟した母から渡された、母の大好きな人の面影を残すその男性と、母は視線をあわせることもなく、毅然としてすれ違ったのです。母龍子の毅然とした生き方、江戸っ子らしいキップのよさが気持ちいいです。

ツレがうつになりまして

『ツレがうつになりまして。』 著者:細川 貂々 出版社: 幻冬舎 (2006/03) スーパーサラリーマンだったツレ(夫)が、ある日突然「死にたい」と言い出した! 嫁とともに送る生活の中で回復していく彼の姿を、ユーモアあふれるマンガで描く、純愛「うつ」のストーリーなんですね。

宿澤広朗 運を支配した男

『宿澤広朗 運を支配した男』 著者:加藤 仁 出版社: 講談社 (2007/6/2) 宿澤広朗は、人並みはずれた強運の持ち主だっただけでなく、想像を絶する努力によって「運を支配した男」でもあった。本書は、宿澤広朗の銀行内での活躍や私生活上の知られざるエピソードを、膨大な取材によって掘り起こした傑作評伝である。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか

環境問題はなぜウソがまかり通るのか   ¥ 1,000 武田 邦彦   洋泉社 (2007/02) 行ったら、なんだか薄っぺらいペットボトルが出ているので驚いた。なんでもかばんの中に入れても邪魔にならないタイプらしい。便利だし、ペットボトルはリサイクルできるんだからいいなあ。そう思っていたのだが、実際にはそうではないらしい。日本では、収集されたペットボトルは資源にはならず、ゴミとして処分されてしまうことが多い、とこの本には書いてある。 世間一般で言われている、環境問題の常識をひっくり返すアンチテーゼを述べた一冊。話題の本なので、ざっと内容をご紹介。ペットボトルはその手軽さから利用量が年々増えているが、リサイクル率は低い。ペットボトルに使われているプラスチックは、良質なものではなく、溶かしての再利用には向いていないそうだ。再利用しても、透明できれいなペットボトルは作れないんだとか。多少傷やヨゴレがあっても気にしないヨーロッパ人と違って、清潔志向の高い日本では、曇ったペットボトルなんてクレーム対象になるに決まってる。それに、再利用するためには電力などの資源が、新しく作るの比べて7倍も必要になるそうだ。よって、収集されたペットボトルは大半がゴミになる。また、最近ダイオキシンという言葉をよくきくが、あれは大して毒性の高いものではないんだそうだ。ダイオキシンは、ものを燃やすと出る物質で、大昔から自然界に存在する物質。まるで、恐ろしい化学物質のような書き方を新聞はしているけど、専門家の間ではそれが無害であることは常識、とある。燃やすと出るダイオキシンが有害なら、焼き鳥屋のおじさんはどうなるんだい?なんてち ょっと飛躍しすぎな論もあるが、納得もできてしまう。以前、ダイオキシンが検出されたほうれん草を作ってる農家が大変なダメージを受けたことがあったけど、あれは「無実」だったと本には書いてある。

女性の品格

『女性の品格』 著者:坂東 眞理子 出版社: PHP研究所 (2006/9/16) いまや女性の社会進出、活躍が当たり前となった日本社会。学校や職場でも優秀で元気なのは女性ばかり。もはや古い型の「女らしさ」は求められない?いや、女性上位の時代だからこそ、従来の男性とは異なる価値観、よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい。本書はビジネスから装い、話し方、恋愛にいたるまで、女性としての振舞い方を具体的にアドバイス。「礼状が書ける」「約束を守る」「型どおりの挨拶ができる」といったふだんの言動に、女性の生き方と品位はおのずと表われるのである。

うめめ

うめめ  ¥ 1,890 梅 佳代   リトルモア (2006/9/4) 写真集のご紹介です。うめめ。2006年度、第32回木村伊兵衛写真賞受賞。カメラマンは梅佳代さんという若い女性です。最強ご近所写真集とあるとおり、ごくご普通の日常の中で撮られたくすっと笑える写真が収められている。これ、写真集としては異例の売上らしいです。A5版の小さな本なので、かばんの中に入れておいても違和感ありません。それでは、どんな写真なのか。表紙は、子供がじゃがりこの箱を抱いてひっくり返ってる写真。じゃがりこが零れ落ちちゃってるのに、呆然と上を見上げてる子供。いったい何を見ているのか。お母さんがこぐ自転車の後ろ、ひっくり返ってあかんべえをしている子供。駅のホームで、片手を壁につけて、何か反省しているようなおじさん。道の真ん中ででんぐり返りする小学生の男の子。はげた頭に桜の花びらを一枚乗せて、電話しているおじさん。女性におんぶされているチワワ。ドラッグストアの中に入ってきた鳩。電車の通路で寝転がる男性。道路標識の柱にかかった布団。仰向けになった犬にまたがる女の子。多分、日常で私たちも目にしてる光景なんだろうな。それを写真にするとこんなに面白いんだ。

僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実

『僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実』 著者:草薙 厚子 出版社: 講談社 (2007/5/22) IQ136の天才少年はなぜ、自宅に火をつけたのか――。2006年6月20日、奈良県で発生した事件は日本中を震撼させた。全国でも屈指の進学校・私立東大寺学園高校に通う16歳少年が自宅に火をつけ逃走、焼け跡から少年の継母と異母弟妹の3人が遺体となって発見された。事件後、少年は中等少年院に送られたが、事件の真相は少年法の厚いベールに包まれていまだに明らかになっていない。著者の草薙厚子氏は、独自に入手した3000枚の捜査資料をもとに、少年と家族の実態に迫る。警察が作成した供述調書には、少年の振り絞るような肉声が残されていた。

最強ドクター 治せる!108人

『最強ドクター 治せる!108人』 著者:伊藤 隼也 出版社: 扶桑社 (2007/6/7) 病気になったときの強い見方!最強のドクターがここに集結。

おとぎ話の生物学―森のキノコはなぜ水玉模様なのか?

おとぎ話の生物学―森のキノコはなぜ水玉模様なのか?   蓮実 香佑   ¥ 1,470   PHPエディターズ・グループ (2007/04) 著者は、自称道草研究家というちょっとユニークな農学博士です。おとぎ話に出てくる生き物に関するウンチクをまとめた本です。カメと競走して、途中で眠ってしまい、勝負に負けたウサギ。なぜ、ウサギは途中で眠くなってしまったのか。秘密はウサギの耳にある。ウサギは汗腺の発達が悪いので、耳に風をあてて血液を冷やしている。速く走ったために、耳に風を受けることができず、オーバーヒートしてしまったのです。これがカメの策略なのだから、ウサギはかわいそうなことこの上ない。また、海の底の竜宮城で300年も過ごしたという浦島太郎は、時間の経過は、体の大きさによってちがう。ハツカネズミとゾウでは、ゾウの方が時間の進み方はゆっくりである。以上から、浦島太郎は竜宮城で巨人になっていた、と著者は考えている。子豚が狼に襲われる三匹の子豚では、日本古来の狼について語られています。日本では、狼は決して恐れられる生き物ではなかったという。狼の語源は大神。日本人にとっては敬うべきものだったのです。何しろ日本狼は、西洋の狼とちがって小柄である。中型犬くらいの大きさで、夜道で狼に会っても、「お犬どの、どうか油断なく 鹿を追ってくだされ」と挨拶する地方もあったという。送り狼という言葉があります。現代では、男性が女性を送って乱暴を働く、という悪い意味で使われているが、もともとはちがうらしい。狼は、自分の縄張りに入った人間を監視するために人間の歩く後をついてくる。人間が逃げたり、転んだりしない限り襲ったりはしない。狼がいるので他の生き物も近寄ってこないし、人間にとってはしごくありがたい、安心できることであったのだそうです。大して役には立たないかもしれないけど、知ってるとおとぎ話が深く感じられます。

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学

『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学』 著者:島田 紳助 出版社: 幻冬舎 (2007/05) 島田紳助のビジネス本。ビジネス本といえばなんとなくとっつきにくい感じがしますが、タレントという視点からザックリと斬ったこの本は他とは違います!

人生を奮い立たせるアウトロー100の言葉

人生を奮い立たせるアウトロー100の言葉¥ 1,260 山口 智司   彩図社 (2007/04) 名言集を読むのが好きだ。 人間って、時間がたってもたいして変わらないものらしく、過去の人が言った言葉なんかにすごい親近感を覚えてしまったりすることがあるからだ。人生を自由に、そして闘って生きたアウトローだからこそ言える言葉がある。なかなか、普通の名言集と違って教訓くさい言葉は少ない。常識外、命知らず、人格破綻。今日はそんな言葉を100、厳選した一冊をご紹介。「閣下の英語ももっと勉強したら上達しますよ。」 白州次郎 実業家戦後、GHQと対等に渡り合った白州次郎。マッカーサーの側近にこう言い放ったというからすごいです。

お札DEおりがみ 公式「ターバン野口」のつくりかた

お札DEおりがみ 公式「ターバン野口」のつくりかた    いそにし まさお  ¥ 690    宝島社 (2007/3/10) お金で遊んじゃいけませんって、小さい頃習わなかったのかい、なんて思いつつ笑ってしまう。 お札には歴史上の有名人の顔が印刷されているけど、それを利用して(?)奇妙な折り紙にしている。 タイトルにもあるターバン野口。野口英世がターバンをかぶっているような格好に、お札を折るのです。 他にも、湯上り諭吉(タオルを頭に巻いたような格好)、樋口一葉の飯炊き女おイチ、手負いのおイチ、顔が隠れてしまった忍者野口。 傑作なのがベレー帽をかぶった格好になっているベレー帽野口。交通安全のお守り(?)、ヘルメット野口。 気になるでしょう?

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字

『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字』 著者:山田 真哉 出版社: 光文社 (2007/4/17) 【さおだけ】より【食い逃げ】!!!!『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』第2弾 ●あの牛丼屋に食券機がない理由●節約しているのにお金が残らない理由 ●『ゲド戦記』がすごい本当の理由●1グラムなのに「タウリン1000ミリグラム」の理由●経営者がキリのいい数字を目標にする理由●「9割が泣いた」というコピーに惹かれる理由●客のいない古本屋が潰れない理由●「0円」広告が多い理由●大阪がいつまでも東京に勝てない理由●株の法則がデタラメな理由 そして...... ●食い逃げされてもバイトを雇ってはいけない理由とは?

ヤバい経済学

ヤバい経済学   ¥ 2,100    スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー 東洋経済新報社 (2007/4/27) アメリカに経済学ブームを巻き起こした本、と説明にある。 世の中で起こる事象を、経済学的な観点から説明した本。社会学?と思うような事柄も多い。目の付け所がいい。相撲の力士と八百長の可能性。ヤクの売人はなぜママと団地に住んでるの? 中絶率と犯罪率の関係は?こんな、ちょっとダークな事柄に、この経済学者は目をつけて研究する。 不動産屋さんとク・クラックス・クランは同じ、というもの。ク・クラックス・クラン(以下KKK)は、アメリカの白人男性の結社。白い頭巾と衣装で、アフリカ系アメリカ人をリンチにかける、というイメージのあるあの集団です。 実際にはそれほど暴力的な組織ではなく、白人以外の人種を嫌いな白人男性の、いわば「秘密クラブ」のようなものであった。

紀香魂―ハッピー・スピリット

『紀香魂―ハッピー・スピリット』 著者:藤原 紀香 出版社: 幻冬舎 (2007/05) 先日5億円の結構披露宴をした藤原紀香さんの人生観や陣内さんとの出会いから結婚までが書かれています。ファンの人もそうじゃない人にもオススメです。

生年月日の暗号―統計心理学でわかる6つの性格

『生年月日の暗号―統計心理学でわかる6つの性格』 著者:佐奈 由紀子 出版社: PHP研究所 (2007/05) 誕生日占いとは違う!誕生日でここまでわかるの!?あなたの真実がここに明らかにされます。読んで損はなし!

紀香魂―ハッピー・スピリット

紀香魂―ハッピー・スピリット    ¥ 1,400 藤原 紀香  幻冬舎 (2007/05) 藤原紀香が、陣内智則との出会いから結婚にいたるまでの詳細を、友達に話すみたいに詳しく書いた本。 陣内智則に最初に会ったとき、まるで「連れてこられた宇宙人」みたいと思ったそうだ。 ドラマの相手役としての出会いだったが、お笑い芸人らしからぬ、現場では口数の少ない彼。紀香のほうが話しかけることが多かったそうだ。 最後の日に、陣内がみなの見ている前で手紙を差し出す。この行動に、「待っているだけの男の人が多いのに、彼は行動に移してくれた。とても男らしい人」と、紀香は感じたようだ。 やがてメールで近況を話し合うように。友達としてのメールのやりとりが、彼女の心の壁を少しずつ崩してゆきます。 しかし、彼女の仕事は女優。マスコミに注目されたりする事態に、逃げ腰の男の人が多かった。それを紀香は彼に伝えます。でも、彼は「どんなときでもあなたを守ります」と。 お互い結婚を意識するようになったころ、二人の仲がマスコミにリークされてしまう。でも二人は逃げなかった。事務所を説得し、結納、結婚式とスケジュールを組んでいく。 紀香側の心境で本を読んでいるので、プライベートまで暴こうとするマスコミには怒りを禁じえない。 でも、紀香は「マスコミにリークされたおかげで、かえって結婚までとんとん拍子だった。もしこうでなければ、もっと時間をかける結果になっていたかもしれない」と、前向きにとらえようとしている。 印象的エピソードは、結婚式の寸前に別れ話が出たというもの。忙しい中、時間を結婚式の準備に割かなければいけない二人だが、紀香が先に爆発してしまう。こんなことでは二人でやっていく自信がない。別れましょう。 それから、陣内が家にやってくる。謝りにきたのかな、と読んでいる私は思ったが、彼も「よく考えたけど、別れたい。」と言いにきたのだ。 男の人って、結婚式の準備ができて、周りの人に挨拶をしてからの破談っていやがるものなんじゃないかな。特に二人の場合は一般人よりもその波紋は大きいはず。 それでも、気持ちが離れたから別れたい、と陣内のほうから言ってくるなんて。自分の気持ちに誠実であるということに、私は感動してしまいましたよ。 それからじっくりと話し合い、その事件はかえって二人の絆を深めることになったようだ。 こだわりの白無垢、十二単、震災と神戸への思い。また、恋愛の話だけではなく、アフガニスタン、地雷、戦争と子供たちというややヘビーな話についても語られる。 思い立ったら即行動、いいと思ったことは全部やるという彼女。文句なし!

「気づき」の幸せ

『「気づき」の幸せ』 著者:木村 藤子 出版社: 小学館 (2007/5/9) ゛青森の神様゛が明かす、幸せの見つけ方 女性セブンでも人気の゛青森の神様゛こと霊能者・木村藤子さん。江原啓之氏の次にくる、ともいわれる彼女の数奇な人生を紹介しながら、私たちが運命とどう向き合って生きるべきかを、数多くの鑑定例から語ってもらう。
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