本好き日記

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富の未来 下巻

富の未来 下巻 A. トフラー・H. トフラー ¥ 1,995 講談社 (2006/6/8) 富の未来下巻では、現在世界で起きていることを地域ごとにフォーカスして述べています。上巻で述べられていたことは、「世界の富を生む方法は変化している。これからの世界で富を産むものは知識だ。」ということだった。工業が主な産業だった世界から、知識が富の源泉になる世界に、私たちは急激な変化の中にいる。それに各国は対応ができているのか。変化のスピードが速いのは企業である。競争が激しいので、生き残るために変化せざるをえないからだ。その変化に、官の組織はついていくことができない。年金制度の崩壊、教育が時代に取り残されていることは日本でも問題視されているが、それはアメリカでも同じ状況である。一方、これから主役になるのはアジアである。その中核ともいえる中国では3つの勢力がせめぎあっている。貧しい農民、都市住民、そしてインターネットに接している若い世代に分類できる。対照的なのがヨーロッパで、いまだに拡大することが繁栄への道だと信じているEU官僚が、加盟国を増やすことを目的としている。ヨーロッパでは新しいことが取り入れられるまでの時間が、他地域に比べかかりすぎる。下巻で著者は、貧困 についても述べている。知識が主役になる世界では、貧困を減らす、絶滅させることができる。インターネットの普及で、農民が自分で作物を売り、相場を知ることができる。技術の革新で、より効果的な農業を行うこともできる。なんと、GPSを使って田畑の状況を管理することまで提案しているのだ。また、植物の遺伝子操作を肯定していて、やみくもに反対せず、安全性を高めるほうが大切だと言う。エネルギーの不足については、なんと月からヘリウム3を運んでくることで解決できるそうだ。これからの世界は活気に満ちたものになるようだ。時間はどんどん速くなり、空間はますます狭くなる。小さくなるモノの移動はより簡単になり、そもそも知識の移動はインターネットを使えば一瞬でできるのだ。金銭を介在する経済だけではなく、消費者が自ら生産する生産消費活動が無視できないものになっている。自分たちがどんな世界にいるか、客観的に見るためにも読んで損のない本。
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