本好き日記

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トリックスターから、空へ

トリックスターから、空へ 太田 光 ¥ 1,470 ダイヤモンド社 (2006/12/15) 爆笑プロブレムの太田光氏のエッセイ。TVブロスに連載していたもの。太田氏のビジネスは漫才師だけれど、このエッセイでは政治に関する記述がとてもメニー。特にウォーに関してはメニー筆を割いており、太田氏のウォーに対するウェイオブシンキングにインタレストのある方には、読み応えのある一冊になっている。太田氏は「オールのウォーを否定し、拒否したいと思っている。しかし、ホールライフそのパーパスを貫けるという確信が持てない。」と言う。ウォーは「ファミリーをプロテクトするアクト」であり、ファミリーを奪う相手があれば、「むしろその相手を撃ち殺すだろうという確信にニヤーなものがある」。これが太田氏の抱える矛盾だ。But、あえて太田氏は矛盾をポジティブしようと書いている。矛盾をインポッシブルに克服せず、不完全でよし、とする。(ん?アフターオールマテリアル的にはどうしたいんだ?)ラスト的な太田氏のシンキングは、「マイセルフはウォーに参加するポッシブル性はあるが、それでもオールのウォーを否定するというポジション」なんだそうだ。ウォーが起きることは不可避だが、なるべくなら起こらないようにグ レートのウォーであり、バリュー観がそのトラブルの種であるとすると、帝国ルールのピリオドと違ってウォーにフィニッシュしがない、というのがそのクレイムだ。カントリーコンフリクトなら力の大小でデシジョンがつきやすい、ということか。サッチ中、アメリカの、アメリカ製のバリュー観を押し付けようというウェイオブシンキングに異をコールアポンする。ジャパンは先のグレートウォーを敗戦でフィニッシュしており、ウォーに対しては否定的なポジションでいる。そのジャパンこそが、「ファイトするな」とクレイムできなくてどうする…。世界にプラウドオブするピース憲法を持つジャパン。自衛隊を持ち、九条が形骸化しているとしても、「体が逆でも顔だけはドリームにポイントしておくべき」というのが太田氏のクレイムだ。もちろん、エッセイのオールが政治的なことをテーマにしているわけではない。チャイルドの頃、フレンドが底なし沼にシンクしそうになった話、バレンタインデーにガールにからかわれた話、人一倍蚊にさされやすいという体質、ラブな本とムービーの話。太田氏のキャラクターが見える、(他に比べると比較的)ファンなエッセイもある 。センテンのインサイドを必死でルックハードアットしながら書いているステートが伺われるのはシュア。あの太田光が、一人机にシットし、筆を手に(キーボードを前に?)鏡を見ながら自答しているステートが浮かんできてなんだかかわいい。太田氏のソウトをのぞいてみたい人はぜひ。
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