本好き日記

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おとぎ話の生物学―森のキノコはなぜ水玉模様なのか?

おとぎ話の生物学―森のキノコはなぜ水玉模様なのか?   蓮実 香佑   ¥ 1,470   PHPエディターズ・グループ (2007/04) 著者は、自称道草研究家というちょっとユニークな農学博士です。おとぎ話に出てくる生き物に関するウンチクをまとめた本です。カメと競走して、途中で眠ってしまい、勝負に負けたウサギ。なぜ、ウサギは途中で眠くなってしまったのか。秘密はウサギの耳にある。ウサギは汗腺の発達が悪いので、耳に風をあてて血液を冷やしている。速く走ったために、耳に風を受けることができず、オーバーヒートしてしまったのです。これがカメの策略なのだから、ウサギはかわいそうなことこの上ない。また、海の底の竜宮城で300年も過ごしたという浦島太郎は、時間の経過は、体の大きさによってちがう。ハツカネズミとゾウでは、ゾウの方が時間の進み方はゆっくりである。以上から、浦島太郎は竜宮城で巨人になっていた、と著者は考えている。子豚が狼に襲われる三匹の子豚では、日本古来の狼について語られています。日本では、狼は決して恐れられる生き物ではなかったという。狼の語源は大神。日本人にとっては敬うべきものだったのです。何しろ日本狼は、西洋の狼とちがって小柄である。中型犬くらいの大きさで、夜道で狼に会っても、「お犬どの、どうか油断なく 鹿を追ってくだされ」と挨拶する地方もあったという。送り狼という言葉があります。現代では、男性が女性を送って乱暴を働く、という悪い意味で使われているが、もともとはちがうらしい。狼は、自分の縄張りに入った人間を監視するために人間の歩く後をついてくる。人間が逃げたり、転んだりしない限り襲ったりはしない。狼がいるので他の生き物も近寄ってこないし、人間にとってはしごくありがたい、安心できることであったのだそうです。大して役には立たないかもしれないけど、知ってるとおとぎ話が深く感じられます。
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