本好き日記

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新釈 走れメロス 他四篇

新釈 走れメロス 他四篇  ¥ 1,470 森見 登美彦   祥伝社 (2007/3/13) いろいろな古典名作をアレンジして、新しい小説にした短編集。走れメロスが一番有名なんじゃないでしょうか?ちなみにうちの妹は、走れメロスってあれでしょ、真っ裸で走ってくる変態の話でしょ、と変な覚え方をしています。さて。「芽野史郎は激怒した。必ずあの邪知暴虐の長官を凹ませねばならぬ。」と、冒頭の文章からパロディで始まります。史郎は京都のある大学の詭弁論部に所属している。あらゆることを対象に詭弁を弄するクラブだ。その大学には図書館警察なるものがあって、学生たちの動きに目を光らせている。プライベートな情報を操って、学生たちを思いのままに動かす恐怖政治を行っているのだ。その図書館警察の長官が、詭弁論部の部室を取り上げるという。初恋の人が好きだった、生湯葉を研究するための、生湯葉研究会の部室にするためだ。史郎は直談判に訪れる。そこで、長官はと取引をして、なぜか、学園祭のグランドステージで美しき青きドナウにあわせて、ピンクのブリーフ一丁で踊る約束をさせられる。捕らえられた史郎は、姉の結婚式に出ることを願い出、人質として同じ詭弁論部の芹名の名を上げる。史郎が去った後、芹名は史郎に姉など はいないことを長官に告げる。最初から芹名を陥れるつもりだったのだ。それでこそ、詭弁論部の芽野だと芹名は思っている。史郎は漫画喫茶へ、それから京都中を電車で逃げ回る。ところが、賞金首になった史郎を、図書館警察の手先のもの、果ては詭弁論部の仲間が追いかけてくる。しかし、詭弁論部の誇りにかけて、「約束を守るわけにはいかん。」と史郎。結局、憧れの女性に捕まり、四郎は学園祭で盛り上がる学内へ戻される。待っていた芹名に、「1度でも約束を守ったほうがいいのかなあ、と思ったおれを殴れ」という。約束を破るのが前提、というか、二人の間ではそうすることが友情の証なんですな。はあ、さすが詭弁論部。芹名と二人、ピンクのブリーフで踊る史郎に、史郎を捕まえた女性が言う。「いいかげんにしたらどう?」勇者たちは、今さら赤面した。
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