本好き日記

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大使が書いた日本人とユダヤ人

大使が書いた日本人とユダヤ人   ¥ 1,575 エリ‐エリヤフ コーヘン  中経出版 (2006/09) 日本人とユダヤ人と聞くと、やっぱり山本七平の書いた同名の本を思い出してしまう。豊かな自然に恵まれ、外国に征服されたことのない日本人は、艱難辛苦を乗り越えてきたユダヤ人に比べると、あまっちょろい子供みたいなもんだ、という内容の本です。高校生のときに読んで、ほお、と感心し、その後本多勝一とぐだぐだの論争を繰り広げているのを見て幻滅した記憶がある。「また日本人がボロボロに言われてるのかな」なんて、少し自虐的なヨロコビにひたりながら開いてみた本書、思っていたものとぜんぜん違いました。著者のエリ・コーヘン氏は駐日イスラエル大使で、空手の達人でもある。そのコーヘン氏が、日本人とイスラエル人は多くの素晴らしい共通点を持っていると主張している。日本人は宗教的な民族ではないと思われがちだが、実は大変宗教が日常に溶け込んだ民族である。家に神棚を作ったり、子供の成長に合わせて神社に参ったり、神道の教えが浸透している(ちょっとかけてみました)という。それは、ユダヤ教の教えが日常生活に大きな影響を与えているユダヤ人の生活様式に似ているものである。また、ユダヤ教には報いを求めない献身がある。それ は、日本の武士道に通じるものである。コーヘン氏が属する空手の流派は松涛館というところらしいのですが、そこでは4日間昼夜問わず集中的に練習する「集中稽古」なるものがある。それは、ユダヤ人にとっての大贖罪日の概念と合致するものである。大贖罪日にはただ神への祈りを行い、食べることも飲むこともしてはならない。そのストイックさこそが空手の教えにつながるという。他にも、ユダヤ今日の教えの中の英雄たちが、時には壮絶な自決を遂げたことも、日本のカミカゼ、切腹の精神との共通点としてあげている。伊勢神宮に参っては、灯籠にダビデの星を見つけ、男系男子が継ぐ祭祀の家系と皇室の共通点を見つけ、四国では神社の紋が、ユダヤのろうそくを立てる燭台に似ていると感嘆する。外国人が好きそうな日本がたくさん出てくる。
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