本好き日記

本好き腐女子の読書日記を綴るブログです!

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共喰い


「共喰い」田中慎弥著は、田舎の町の昭和を描いた芥川賞受賞作品で、主人公の遠馬の母親は魚屋を営んでいる仁子さんという人で、右の手首から下が空襲で失われてしまっていりのですが、気丈な仁子さんは、手首を落として命を拾ったと笑い、今は特注のかぎ針をつけて、魚をさばくのに役立てているのですが、この時代は町には未だ下水の整備がされていないのです。
主人公の遠馬は仁子さんとは一緒に暮らしてはいなかったのですが、遠馬の父はセックスの時に女を殴ると快楽が増すという変態なのです。
仁子さんが遠馬を生んだ次の子を身ごもったとき、中絶して父から逃げたので、遠馬は兄弟になることができず、一人っ子になるのですが、仁子さんは遠馬の中に父親の血が流れていることを恐れていたのです。
遠馬に近所に住む千種という恋人がいるのですが、遠馬より一つ年上で肉体関係があり、千種とのセックスで自分が父親のような性癖になるのではないかと怯えているのです。
父親と一緒に暮らしているのは琴子という女で、スナックで働いていて、セックスの時に殴られることをか許しているようなのです。
町には淀んだ川が流れているのですが、遠馬の父は川でウナギを釣って食べているのですが、そんな父に嫌悪を生じるのです。
遠馬はある時恋人の千種にセックスしながら暴力を振るってしまうのですが、千種はもう会わないと怒ってしまうのです。
遠馬は抑えきれない衝動に春をひさぐ女性にその情動を向けてしまい、父親と同じ暗い快楽を味わってしまうのです。
お祭りの季節が近づき、琴子から子供できお腹の子を守るために父から逃げたいと告白され、この町から出て行こうとするのです。
遠馬も逃げ出したい気持ちはあったが、琴子は一人で逃げるということで、琴子が居なくなったのは祭りの夜で雨が降り、祭りは中止にならず、仲直りを願った千種は、雨の中で遠馬を待っていたのですが、なんと現れたのは遠馬の父で殴られ犯されてしまい、遠馬は千種の復讐を誓うのですが、父親を殺したのは仁子さんだったのです。

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