本好き日記

本好き腐女子の読書日記を綴るブログです!

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相性

「相性」三浦友和著は、映画の「RAILWAYS」の公開にあわせて発売された本で、俳優の三浦友和さんの語りおろしで書かれた自伝で、出版の話を持ちかけられた三浦友和さんは素人の自分が本を書くには一年以上の時間が必要だと言って断ったというのですが、何でもインタビューをライターがまとめるというので、了承し、三浦友和さん個人の収益は全額震災関連に寄付するという条件を付けたのです。
三浦友和さんは山梨で生まれ桃やブドウの畑に囲まれた田舎暮らしで、周囲はみな知り合いばかりで、こんにゃくを作ったと言えば分け合い、ご近所中で助け合って暮らしを支えていたというのです。
ところが警察官だった父親が東京へ移り住むことを決意し、田舎町で長く暮らすと、情が入って調査ができなくなると言われため転勤が多くなっているのです。
引越しばかりしていては、子供のためにならないと考え、つてを頼ってサラリーマンとして東京に引越してしまったのですが、三浦友和さん自身は嫌な自分を見つめることとなったというのです。
なんでも都会の子供達はよそよそしく、駐在員の子と言ってもてはやしてくれるわけでもなく、いじめられないように強い者にこびる気持ちが、子供の心に生まれていたというのです。
その後も一度だけ引越しをして立川の都営の分譲地に移り住んだのですが、のんびりとしていて気楽な生活をしていたというのです。
三浦友和さんは音楽にはまり、ポータブルデッキから流れてくるビートルズに夢中になったのですが、三浦友和さんは音楽に傾倒しミュージシャンを目指す青年であったというのです。
三浦友和さんが音楽熱に拍車をかけたのは、高校時代に知り合った栗原くんという忌野清志郎さんだったというのです。彼らのバンド、RCサクセションは高校生のバンド仲間の間でも頭抜けていて、三浦友和さんも強烈な憧れをかきたてられたというのです。
なんと三浦友和さんは家出をし、メンバーのひとりと同居し、家賃もなんとかやっていけるだろうと軽く考え、彼らの周りをうろちょろとしてなんとかチャンスをつかもうとしていたというのですが、なんと音楽の神様は三浦友和さんにはチャンスを与えなかったというのです。
三浦友和さんと忌野清志郎さんとは才能が雲泥の差があったからだというのです。
三浦友和さんにとっては、暗黒時代で、食べるのにも困り、未来に希望が持てなかったというのです。
三浦友和さんは俳優にでもなろうかと思うのですが、自ら売り込む度胸などなく、RCのメンバーに頼んで、こっそり事務所に打診してもらうという有り様で、要するに、臆病者のかっこつけだというのですが、心のどこかで俳優業をなめていたというのです。ミュージシャンの道を挫折したことが、重荷になっていたというのです。
三浦友和さんに転機が訪れたのは映画の伊豆の踊り子で、後に妻となる山口百恵さんと共演することになってしまうのです。
映画製作の豪華さに驚き、試写を観客と共に鑑賞したことで俳優としての楽しさを味わってしまうのです。
山口百恵さんとはデートをしたことがなかったのですが、撮影の仕事ではいつも一緒だったので、自然な縁だったというのです。
三浦友和さんが山口百恵さんにプロポーズしたとき、山口百恵さんは仕事を辞めると言い出してしまい、その時初めて責任の重大さを感じたというのです。
なんでも一人の人が自分を信じて、すべてを投げ出してついてきてくれるというので山口百恵さんの決意に応えようと思ったというのです。
二人に子供ができない時期があり、アイドル俳優として賞味期限が切れてしまって、仕事が途絶えてしまったのです。
山口百恵さんは何も気にせず、三浦友和さんのそばにいることを疑うこともしなかったというのです。
二人は夫婦喧嘩というものを、一度もしたことがないというのですが、秘訣は相性がよいのだと思うというのです。自分は本当に気の合う、大切な人にめぐり合うことができ、ドラマよりも映画に出たいと思っているというのです。若い頃は生意気で、演出に文句ばかりしていたというのです。
演じることで転換になったのは、相米慎二監督の台風クラブだったというのです。最初は台風クラブのどこがよいのか、さっぱりわからなかったというのですが、見直してみると、長く愛され、高く評価されている理由がわかるようになったというのです。
アイドル俳優から脱することができたのも、映画台風クラブのおかげだというのです。
子育ての間、売れない間、いろんな人に支えられ自分にとって、俳優なので世間の評価もないがしろにはできないというのですが、もっと大事なものは別のところにあるというのです。
大事なことが確認できていれば、少々のことでは動じなくなり、人の言うことがそれほど影響はしないのだということがわかったというのです。
山口百恵さんとは毎晩長い晩酌を楽しんでいて、子供たちは出て行っても、再び夫婦だけの暮らしが楽しめるというのです
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