本好き日記

本好き腐女子の読書日記を綴るブログです!

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縦横無尽の文章レッスン


「縦横無尽の文章レッスン」村田喜代子著は、下関にある大学の文章講座を本にしたもので、例文を上げて良い点を解説して、モデルにして文章を書かせるというスタイルで、取り上げるジャンルは多岐に渡り、小学生の作文や詩、インターネット上の質疑応答、童話などが取り上げられ、小学生の作文では、「お父さんが入院した」朝ごはんを食べていたらドンといったので、うしろをむいたらお父さんがたおれていました。それからじいちゃんが『父ちゃんがたおれとうぞ』と言って、あわててきゅうきゅう車をよびました」文章の書き出しが良く、大人の場合朝の様子や以前の食事の場面など余分な描写があり、小学生の文章は書きたいことがストレートで、お父さんは手術を受け回復し、見まいに行ったら、子どもは入ったらいけない部屋だったけれどかんごふさんがとく別にぼくを中にいれてくれました。しばらくしてごはんが運ばれてきたけど、『おれはいけんき、おまえたち食べれ』と言って、ぼくにりんごをくれました」お父さんのせりふに注目するとお父さんは出た食事を「おまえたち」にすすめているのですが、このとき「ぼく」のほかにも姉が同じ部屋にいたのですが
、小学生の男の子にとって、お父さんはぼくだけのもので、りんごがうれしいのもでお父さんがぼくにくれたもので子供らしい素直さにあふれている文章で、次の文章も子供の詩なのですが、優しさと力強さに感動しますが、大関松三郎という昭和元年に生まれの少年の詩で、新潟の寒村に生まれ、海軍に入り、18歳で戦死してしまうのですが、少年は馬が引かれている情景を描き、親方がつなをふりあげて、いやがる馬の首を叩いているのですが、「えいっ こいつ えいっ こら ぴしり ぴしり ぴしり ぴしり馬はあごをふりあげ たてがみを ばさばさにして ぐいっぐいっと首ったまをふりたてている」という詩で、親方は馬を後ずさりさせたいようなのですが、後ろの倉庫へ戻したいのですが、馬は前にしか進めない生き物なので名文になるのですが、「どうして後へなんかいくもんか 前へなら進んでやるいくら重い荷物を引いてでも進んでやる だが後へなんか」と実は「前へなら進んでやる」という一言は、表紙カバーのイラストにも使われている馬の絵で、その横に添えられている言葉で、文章書きたい人のレッスンなのですが、よい文章を読みたい人におすす
めの本です。
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